菜の花はちみつ
レンゲ蜜とほぼ同じような成分で夏場でも結晶します。
キラキラとしたキメ細かな結晶で、甘みが強めのはちみつです。
蜜源の菜の花
菜の花はアブラナ科アブラナ属の二年生植物です。
古くから野菜として、また油を採るため栽培され、別名アブラナともナタネとも呼ばれます。
江戸時代には胡菜(こさい)とか蕓薹(うんだい)とも呼ばれました。
原種は西アジアから北ヨーロッパの大麦畑に生えていた雑草でしたが、中国に渡ると栽培作物としてやがて東アジアや日本にも伝わりました。
その歴史は古く、古事記や万葉集でも「吉備の菘菜(あおな)」や「佐野の茎立(くくたち)」として登場します。
丈夫で育てやすく、広く栽培されたなじみ深い花の一種と言えます。
唱歌『おぼろ月夜』の舞台で採れる菜の花蜜を使用
鈴木養蜂場はちみつ家で扱う菜の花蜜の蜜源のひとつに、唱歌『おぼろ月夜』の舞台として有名な飯山市菜の花公園があります。
『おぼろ月夜』は不滅の名曲『ふるさと』を作った高野辰之・岡野貞一コンビの曲で、作詞者高野辰之は信州北信地方の下水内郡豊田村(現中野市永江)の出身です。
彼は師範学校卒業後、飯山市の小学校で教鞭を執っていた時期があり、その時に見た菜の花畑の美しさが忘れられず、後にこの歌を作ったと言われています。
現在なお歌唱共通教材として小学校6年生音楽の教科書に載っています。
菜の花畠に入日薄れ
見わたす山の端(は)霞ふかし
春風そよふく空を見れば
夕月かかりてにほひ淡し
里わの火影(ほかげ)も森の色も
田中の小路をたどる人も
蛙のなくねもかねの音も
さながら霞める朧月夜
飯山菜の花公園の菜の花は、毎年ゴールデンウィークあたりが見ごろで、多くの観光客で賑わいます。
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