国産はちみつ事情
近年の国産蜂蜜は、物量の減少・価格高騰などにより取り扱いが難しくなっています。
【主な原因】
①蜜源不足
②天候不順
③ミツバチ不足
④ミツバチの病気、農薬の問題
⑤養蜂家の減少
……等複数の要因があると言われております。
イメージが悪い中国産の蜂蜜について
蜂蜜は通常、ミツバチが花の蜜を採ってきて巣房にて蜜を溜め、ミツバチ自身の羽で3~5日かけての蜜の水分を飛ばします。
そして糖度が78度前後になるとミツロウで巣房に蓋をします。
この状態が蜂蜜にとっては一番良い状態となります。
いわゆる一般的に認識されている悪いイメージの中国産蜂蜜というのは、濃縮の文化の中国において、ミツバチが花の蜜を溜めたところをすぐに採蜜し、糖度の低い蜂蜜を人工的に熱をかけて加熱濃縮したものをいいます。
そうすることで、物量は沢山採れコスト的にも安価には済みますが、花の香りや味が飛んでしまい、色も濃くなってしまうのです。
当蜂場のこだわり鈴木式蜂蜜
日本の技術を中国に持ち込み、自家採蜜同等の味や風味を実現しました。
中国現地の養蜂家との技術指導や交渉を経て、鈴木式養蜂を理解していただいております。
写真は中国山東省の日本と変わらない養蜂場の風景です。
鈴木式蜂蜜の主な産地
上の写真は中国陜西省のニセアカシアの群生地です。言うまでもありませんが、中国の国土の広さは日本の比ではありません。
鈴木式蜂蜜の採蜜から輸入までの流れ
(味・色・風味・抗生物質、異性化糖等)
出荷又は、定温倉庫にて保管(15℃前後)
鈴木式蜂蜜の検品
採蜜された蜂蜜は80kgポリ容器にて一旦倉庫に運ばれます。
集まった蜂蜜は容器ごとに味、色、風味、糖度が異なる為、弊社では毎年現地に赴き1ドラムずつ検品を行い、チェック・選定していきます。
蜂蜜の品質について
蜂蜜を輸入するにあたって全国はちみつ公正取引協議会の定める蜂蜜の規格基準と、日本厚生労働省の定める基準を満たした抗生物質及び、残留農薬について検査を行っております。
中国産に対するイメージ
未だ中国産のイメージは良いとは言い難い状況です。
しかし、それはイメージだけの部分もあるのも事実です。
当蜂場では中国へ現地訪問し豊富な蜜源、環境、工場品質管理を確認し、日本品質にする為の指導をしています。
これも安心してお客様に食べていただければとの想いからとなります。
せっかくの美味しいアカシア蜂蜜をイメージだけで販売できないのは非常に残念な事であり、悔しい事でもあります。
(写真:中国山東省の自然)
自然の美味しさを主張する はちみつの基本理念
①国産蜂蜜の物量を確保するのが難しい中、自家採蜜で物量を確保します。
②中国産蜂蜜は鈴木式養蜂で採蜜した蜂蜜を使用します。
③長年のノウハウで養蜂家品質の味、風味を生かした蜂蜜にブレンドします。
当蜂場は地元長野で“ミツバチと共に90年”という理念の元、蜂蜜を採蜜そして販売させていただいております。
本物の美味しい蜂蜜を知っていただく為にも、今後も商品の品質向上に努め、皆様の食文化を豊かにできればと考えております。
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