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    蜂蜜の栄養素と特徴

     

    ハチミツの主成分はブドウ糖と果糖です。

     

    【ビタミン類】

    ビタミン類は体の生理機能の調節や、代謝を円滑にする働きがありますが、体内では作られないため摂取する必要があります。
    また、蜂蜜に含まれるビタミンはほとんどが「活性型」です。

     

    ビタミンB1……炭水化物の代謝、アルコールの分解
    ビタミンB2……発育の促進、肝臓機能の強化、整肌、脂肪・糖質の代謝
    ビタミンB6……皮膚の健康維持、脂肪・糖質の代謝、老化防止
    葉酸……造血、成長促進、アミノ酸の合成
    ニコチン酸……皮膚の健康、造血、消化促進
    パントテン酸……成長促進、老化防止
    ビタミンC……コラーゲンの生成、造血、抵抗力補強、老化防止
    ビタミンK……止血、解毒、利尿
    ビオチン……発育促進
    コリン……記憶力を高める、血圧を下げる、コレステロールの正常化
    ……など

     

    【ミネラル類】

    蜂蜜には27種類のミネラル類が含まれていると言われます。

     

    カリウム……高血圧予防、可摂取ナトリウム排出
    ナトリウム……心臓、筋肉の調整、体液をアルカリ性に保つ
    カルシウム……骨や歯を作る
    マグネシウム……高血圧・心筋梗塞・糖尿予防、神経興奮の制御、炭水化物の代謝
    リン……骨や歯を作る、細胞を増やす
    亜鉛……骨や脳の発育
    鉄……ヘモグロビン形成
    銅……ヘモグロビン形成の際に鉄と協力する
    マンガン……生殖と成長の正常化
    硫黄……髪や毛の発育、必須アミノ酸の成分
    塩素……たんぱく質の消化を助ける酵素ペプシンを活性化
    珪素……骨・血管・歯・爪などの組織を丈夫に、皮膚に弾力をもたせる
    珪酸……皮膚に弾力をもたせる
    ……など

     

    その他蜂蜜には、 22種類のアミノ酸、80種類の酵素、ポリフェノールやパロチンなど、150種類を越える体に有効な成分が含まれています。

     

    【蜂蜜の栄養素と特徴】

    => 果糖とブドウ糖
    => 活性型ビタミンとは?
    => 葉酸(ビタミンB9)について
    => 蜂蜜はアルカリ性食品
    => 蜂蜜の賞味期限
    => 蜂蜜と妊婦と赤ちゃん
    => 蜂蜜は栄養素の宝庫

     

    ⇒各種はちみつの味の特徴

     


     

    果糖とブドウ糖

     

    果糖のことをフルクトースといい、ブドウ糖のことをグルコースといいます。
    これらの糖は単糖ですので、非常に水に溶けやすく、消化の必要なしに手早くエネルギーを得ることができるため、スポーツの最中に摂取したり、二日酔いにも有効です。
    さらに果糖(フルクトース)とブドウ糖(グルコース)を比較すると、果糖の方が吸収速度が倍も速いのです。
    通常はちみつは結晶化して白く沈殿してしまうことがありますが、それはブドウ糖(グルコース)の性質によるものです。
    ところが同等のブドウ糖が含まれていたとしても、果糖との比率によって結晶しやすかったり、しにくかったりします。
    果糖の含有量が多いほど結晶化しにくいと言われています。
    花の種類によって結晶しやすかったり、しにくかったりしますが、それはこのためでもあります。
    特にアカシア蜜は結晶しにくく、他の蜂蜜は比較的結晶しやすいです。
    一般的に、結晶しやすいハチミツは純粋であるといわれますが、それはその通りですが、花の種類によっても結晶しやすいものとしにくいものがあるということを知識に加えておくと、ハチミツの選定にも役立つかもしれません。
    結晶するたびに湯煎でもどすのは面倒という人は、アカシア蜜がおすすめです。

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    活性型ビタミンとは?

     

    蜂蜜はビタミンの宝庫ともいえます。
    ところがビタミンにも「活性型」と「不活性型」があります。
    「活性型」というのは最初から活性化されているビタミンのことで、「不活性型」は体内に入ってから活性化されるビタミンです。
    牛などのレバーにビタミンが多いのは、ビタミンは肝臓で活性化されるためです。
    どちらの効果がより高いかというと、「活性型」であることがわかってきています。
    市販されている人工のサプリメントの多くは不活性型で、量的・質的においてもビタミンの実力が発揮されず、どれだけたくさん摂取したとしても、実際、肝臓においてそれほど活性化されていないようです。
    活性型ビタミンというサプリメントもありますが、若干値段も高いようです。
    対して蜂蜜に含まれるビタミンは、驚くことにその90%以上が「活性型」です。
    サプリメントのビタミンとは、その質が根本的に違うといえます。

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    葉酸(ビタミンB9)について

     

    蜂蜜には1%ほどの葉酸が含まれています。
    葉酸は別名ビタミンB9のことです。
    葉酸は体内において、粘膜に関わる健康維持には欠かせないビタミンです。
    体内の様々なところの粘膜は、細胞の新陳代謝がとても活発で、細胞分裂にはこの葉酸が欠かせません。
    葉酸が不足すると、特に消化器系に障害が出やすくなり、口内炎や舌炎、あるいは胃潰瘍や十二指腸潰瘍などがおこりやすくなります。
    また、ビタミンB12と共に、赤血球のDNAやたんぱく質を合成するのにも関わっています。
    ですので、葉酸とビタミンB12のどちらか一方でも不足すると、赤血球が正常に作られないので、酸素の運搬能力が低下して貧血を起こしやすくなります。
    さらに葉酸が欠乏すると血液が凝固しやすくなりますので、動脈硬化や動脈血栓、狭心症や心筋梗塞、脳卒中などを引き起こしやすくなってしまいます。
    動脈硬化予防にはビタミンB6も重要ですので、この葉酸(ビタミンB9)と、ビタミンB6、ビタミンB12は、動脈硬化予防のビタミントリオといえます。
    蜂蜜には、これらの栄養素がそろっているのです。

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    蜂蜜はアルカリ性食品

     

    一般的に体をアルカリ性に保つことが健康法の一つだと言われています。
    だからといってアルカリ性食品ばかりを意識的に摂取する必要もありません。
    本来私たちの体は弱アルカリ性で保たれており、体はたえず弱アルカリ性になるよう働いているため、飽食の現代にあってはさほど気をつかうこともないのです。
    一番よくないのは好きなものばかり食べるといった偏った食生活で、バランスのとれた食生活を送るということが大事です。
    とはいえ、アルカリ性食品にはビタミンやミネラルが豊富に含まれているため体に良いことは確かです。
    おおまかに分類すると、

    【酸性食品】
    豚、牛、鶏等の肉類や魚類、卵や砂糖、穀類……等

    【アルカリ性食品】
    ホウレン草、ゴボウ、サツマイモ、ニンジン、里芋等の野菜類や果物類、あるいはヒジキやワカメ、昆布等の海藻類、そしてキノコや大豆……等

    では蜂蜜は酸性食品なのでしょうか?それともアルカリ性食品なのでしょうか?
    ちなみに蜂蜜自体はPH3.2~4.9といいますから酸性です。
    ところが蜂蜜は体内に入ると、アルカリ性に変わるという性質を持っています。
    これは蜂蜜にはカルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウムなどのアルカリ性を示すミネラルが豊富な上に、リンゴ酸、クエン酸、蟻酸、コハク酸、グルコン酸などの含有有機酸は、体液をアルカリ性に変える性質を持っているからです。
    酢などはその代表的な食品で、それ自体は強い酸性ですが、体内に入って消化されると、最終的にアルカリ性のカリウムやマグネシウムなどのミネラルになります。
    従って蜂蜜はアルカリ性食品ということができます。

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    蜂蜜の賞味期限

     

    蜂蜜は腐らない食品といわれています。
    従って「消費期限」は「ない」と言っても過言ではありません。
    ある話によれば3000年前のエジプトのピラミッドで見つかった蜂蜜が、全く変質していなかったという記録があるほどで、乾燥した涼しい場所に保存していれば長期にわたり美味しさを保っておくことが可能です。
    蜂蜜には強い殺菌作用があり、そのため何年経っても腐りません。
    そのわけは、高濃度の糖分と殺菌消毒作用を持つグルコン酸にあります。
    古い蜂蜜は白く固まって凝固していることがありますが、それは結晶しているだけで腐ったわけではなく、湯煎すればもとの状態にもどります。
    そもそも「賞味期限」とは「美味しく食べられる期限」のことで「消費期限」とは違います。
    蜂蜜については1996年から他の食品と同様に明記することが義務付けられ、日本養蜂はちみつ協会では「充てん後1~3年を目途に販売者が決定するものとし」としました。
    腐らないとはいえ、厳密に言えば時間が経つことにより、風味や味も衰えるのは事実ですので、当場では2年と決めております。
    中には、古い蜂蜜は食べる気持ちにはなれないという人もいるかもしれませんが、捨ててしまうのは非常にもったいない話です。
    古くなった蜂蜜は、お料理に使うといいかもしれません。

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    => はちみつレシピ

     


     

    蜂蜜と妊婦と赤ちゃん

     

    蜂蜜のラベルを見ると「1歳未満の乳児には与えないでください」という趣旨の注意書きがあります。
    これはごく稀に、ボツリヌス菌という自然界にある菌が蜂蜜の中に残っている場合があるからです。
    一般的にボツリヌス菌は食中毒をおこす危険性のある菌ですが、万一、蜂蜜の中に含まれていたとしても、ごく微量ですので、1歳以上であれば細菌に対する抵抗力がありますので胃腸内で死滅していまいます。
    ところが1歳未満の乳児では、細菌に対する抵抗力がまだ弱く、乳児ボツリヌス症を引き起こす場合があることが確認されています。
    ボツリヌス菌は加熱しても芽胞となって高温に耐えるため、なかなか死滅しません。ですので「加熱すれば安全だろう」という考えは間違いです。
    また、この菌は魚介類や野菜などにもついている場合がありますので、それらを使う場合はよく洗ってから調理しましょう。
    乳児ボツリヌス症の潜伏期間は3~30日ほどで、その症状は三日以上の便秘が続いたり、元気が無く眠りがちになります。
    もし蜂蜜を食べてそのような症状が出たらすぐにお医者さんへ行ってください。
    しかし1歳を越えていれば心配はありませんので蜂蜜を敬遠する必要はないでしょう。
    では妊婦さんの場合、お腹の中の赤ちゃんに影響はないのでしょうか?
    結論からいいますとまったく問題ございません。
    この場合、蜂蜜は直接赤ちゃんに与えるわけでなく、いったん母体というろ過器を通してその栄養分だけが赤ちゃんにいくわけですから、返って良いといえるでしょう。
    更にローヤルゼリーやプロポリスはどうか?という質問もよくございますが、これらも全て自然食品ですのでまったく問題ございません。
    むしろ積極的に摂取して赤ちゃんに良質の栄養を送ってあげましょう。
    元気な赤ちゃんを産んでください。

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    蜂蜜は栄養素の宝庫

     

    蜂蜜は栄養素の宝庫といわれています。
    もちろんここでいう蜂蜜とは、加工等されていない天然の蜂蜜のことです。
    その栄養素はビタミン類だけでも、ビタミンB1、B2、B6、葉酸、ニコチン酸、パントテン酸、ビタミンC、ビタミンK、ビオチン……など、ミネラル類においてもカリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、亜鉛、鉄、銅、マンガン……、またアミノ酸でもプロリン、グルタミン酸、アスパラギン酸、ロイシン、リジン、アルギニンなど十数種類が含まれています。
    蜂蜜にこのような多くの栄養素が含まれているのは、ビタミン、ミネラル、アミノ酸の多くが、ミツバチが花から蜜を集める時に一緒に集める花粉に由来しているからです。
    自然の中で咲く花々は太陽の光をたくさん浴び、人の身体に良い栄養素を作り出しているというのもうなずけます。
    全て天然の自然物ですからバランスも良いのも当然といえるでしょう。
    蜂蜜は、いわばミツバチと花々が一緒になり、はじめて作り出すことができる、大自然からの贈り物なのです。

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